久しぶりにデージ心が動いたドラマ!
最近、無難な恋愛ものばかり見ていたせいか、
こんな「THE青春」のヒューマンドラマを心が求めていたのかな〜
調べたら、ほれ!
『検索ワードを入力してください:WWW』のクォン・ドウンさんの脚本って〜
やっぱり、脚本って大事。
沁みるわ〜〜
ドラマの余韻がいつまでも頭の中に残り、深くその事について考えたくなるドラマです。
正直なところ、このドラマを観るなら、何も予備知識なしで見てほしい。
なんて、ドラマの紹介をするのに矛盾してるよね(笑) 

2521


2021年、母親になった41歳のナ・ヒド(キム・ソヒョン)とその娘ミンチェ。

ドラマは、親子喧嘩からプチ家出をして祖母の家に行ったミンチェが、
母の日記を見つけて読み進めて行く…と言う設定で母ヒドの青春時代を
振り返りながら現在と過去を描いていきます。

2521-6


18歳と22歳で出会った二人

1998年、IMF通貨危機のに揺れる中、キム・テリ演じる主人公のナ・ヒドは、
フェンシングと漫画『フルハウス』が大好き、明朗快活、まっすぐで、
まだどこか幼くて可愛い18歳の高校生。
女子高校のフェンシング部が経済危機の影響で廃部となり、フェンシングを続けたい一心で
憧れの選手である、コ・ユリムと同じ高校に転校し、次第にフェンシングの才能を開花させます。

2521-22

母の日記の中に出てきた男性。
ナム・ジュヒョク演じるペク・イジンは、大学を休学中の22歳。
裕福な家庭で育ったイジンですが、IMF通貨危機により父の会社が倒産。
家族とも離れ離れになり、時代に夢を奪われ、アルバイトを掛け持ちしながら一人で暮らしています。
それは、借金取りから逃げるような生活でした。

2521-10

ナ・ヒドは、新聞配達をしていたイジンと出会い、
貸本屋でアルバイトをしていたイジンに漫画を借りたり…
次第に二人に友情が芽生え、お互いに応援する仲になっていきます。


5話のラスト
「どこにいても、あなたに届けてあげる。私が行くから待ってて」
借金取りに追われ、行方不明になったイジンに向けたヒドからのポケベルのメッセージ。

431078_434537_531

イジンは、フェンシングで銅メダルを取ったヒドをテレビで見ます。
「会いたかった、でも顔を見せてくれたから会えたよ。だから今日は笑ったよ。
フルハウス14巻は?でた?15巻より先に顔を見せるよ、待ってて、ヒド」
イジンからのポケベルのメッセージが入っていました・・・


ヒドとイジンの間に流れる感情は、愛と友情、あるいは同志のような存在になり
イジンは、諦めかけていた自分の未来をヒドを応援する感情線とともに
高めていきます。

「期待させるから、だから欲が出る。俺も成功したいという欲。」
イジンは、ソウルに戻りテレビ局に入社します。


宿命のライバル、コ・ユリム

ヒドが憧れの選手だったオリンピック金メダリストのコ・ユリム(宇宙少女・ボナ)

2521-5

このドラマの感動する場面は、ライバル同士の二人が、次第にかけがえのない存在に
なっていく過程です。

このドラマを観て、フェンシングにとても興味が沸きましたよ〜〜

2521-20

コ・ユリムと同じ高校に転校し同じフェンシング部に入ったヒドだったが、
ライバル心が強い二人は、うまく馴染めず、うまくいかなかった。
金メダリストであるユリムのプライドは強く、後から現れた名もないヒドに
敵対し、実力をつけコーチに目をかけらたヒドと強く対立。
ヒドは必死にユリムを目標に追いかけ、国家代表に上がっていく。

そして、二人はアジア大会で金メダルをかけて対決する。
ヒドは、アジア大会でユリムに勝ち、金メダルを獲得したが、
ユリムが提起した誤審疑惑のせいで、全国民の批判を受ける事に・・・

そんな中、イジンが大会の審判の単独インタビューを行い、誤審疑惑を否定。
ヒドの悔しさを晴らしたのだった。

2521-19

本当はね〜
詳しく書きたいけどさ〜〜

やっぱり、この先は見てほしいので・・・また、気が向いたら書きます。
この子達の友情も、良かったよ。。。


2521-11

「二十五、二十一」の最大の魅力は、若さと青春、それが生き生きと描いてあるところだね。
振り返ってみると、自分の中にもあったはずの青春の光。
今は、そんな記憶もぼやけてしまったけどね〜〜
・・・これ書いてたら、布袋寅泰の「さらば青春の光」を聴きたくなった(笑)

ドラマを観終わってからも、じわじわと感動が蘇るドラマって、なかなかないと思うので
もしかすると、今年最高の1本になるかも〜〜なんて思ってます。

2521-7


動画は『二十五、二十一』のOST
NCTテイルが歌った「Starlight」です。