ドラマ「錐」のレビューを書きながら気になっていた「明日へ」と言う映画を
見に行きました。原題は「가트(カート)」です。 
スーパーマーケットにあるカートをイメージしているようです。

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この映画も「錐」と同様に、突然雇用契約を解除された人たちが
労組を作って戦う日々を描いた作品ですが・・・
「錐」と大きく違うところは、主人公が女性という事。
スインのような頼りになる男性課長が主導になって進んで行くのではなく
力のない女性パート社員の主婦が労組を作り戦っていきます。

映画の冒頭で、実際にあった話を元に・・・という説明が出てきます。
(2007年韓国の大手スーパーマーケット「イーランド」の非正規女性労働者が、
突然の解雇通告に組合をつくって反撃した510日間の闘い、イーランド闘争を
元に描いた作品です)


監督は、プ・ジヨンさん(女性です)
その点も、この映画の繊細さを感じさせる作品なのでは・・・と思いました。
そして、EXOのD.O.が本名のド・ギョンスで出演している事でも注目されました。


スーパーのレジ係として5年間働いて、やっと正社員となったソニ(ヨムジョンア)
サービス残業に耐えながらも高校生の息子と幼い娘を育てるために必死に働いています。

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ソニの高校生の息子のテヨン(ドギョンス)


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給食費も払えない母に黙って修学旅行費を払う為にコンビニでアルバイトをする


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シングルマザーのヘミ(ムン・ジョンヒ)


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20年も清掃婦をやっているスンレ(キム・ヨンエ)

いつもドラマでは、裕福な会長夫人役が多いベテランのキム・ヨンエさんも
労組の要となります。


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「錐」で水産パートだったファン・ジョンミンさん、ここではレジ係りでした。
そして、チョン・ウヒさんもレジ係りで若いパワーを見せていました。

チョン・ウヒさんと言ったら、昨年話題になった映画「ハン・ゴンジュ」
(43人に強姦された女子中学生の実話)
あの映画がちょっと苦手だった為、ここにいてくれるのが嬉しいと思ったのは私だけでしょうか。


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そして、「錐」でのキャストでイ・ジョンウンさんもいました!

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「錐」では会社側の弁護人の役だった方が店長でした。

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そして、テヨン(ドギョンス)がバイトするコンビニの店主にキム・ヒウォンさん

ヒウォンさん、テヨンにアルバイト代を払わない意地悪な店主の役で登場


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ちょっと残念だったのは、マートの主任ドンジュン(キム・ガンウ)が
スイン(チ・ヒョヌ)やガンミン(ヒョヌ)のようなリーダーとして描かれてなかったところ

やはり、女性に目を向けて・・・というテーマだったのでしょうか?

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こちらが実際にあった「イーランド闘争」の記録です。





テヨンは、コンビニでバイトをしながら不当な扱いを受け、初めて母を理解できるようになります。反抗期の多感な怒りと不安、そして孤独、そんな感情をうまく表現したギョンス君には驚かせられました。


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最後は、号泣き。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

映画の主題歌は、D.O.の「叫び」 いい歌です。