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「火の鳥」も25話まで観ました。
久しぶりに内容の濃いドラマです〜

一話毎に繰り広げられる
波乱なストーリー
運命に翻弄される主人公達・・・

この物語に隠された‘時間’と言う名の
問題を感じる事ができます。

人への‘情’を愛情と取るべきか同情と取るべきか?
それとも離れきれない‘執着’と呼ぶべきか?
‘執着’がもたらす憎しみへの道。
人が人に‘憎悪’を抱いたとき、到達する場所は
どこにあるのか?

そんな重たいテーマを持ったドラマです〜


愛し合う男女は親の反対を押し切り夫婦となりました。
男は貧乏な苦学生、女はわがままな社長令嬢でした
若い二人はお互いを思いあう気持ちが足りなく愛に不器用でした。
好きと言う情熱だけで、人の愛し方を知らなかった二人

若い二人はお互いに‘情’を残しながら別れてしまいます。

そして時間は二人の距離を大きく離します。
しかし、運命はそのまま繋がったまま…10年が過ぎます。

出世した男は社長になりました。
男の横には婚約者もいます・・・
婚約者の女性を愛しているのか?それは同情でしかない愛
自分の起こした交通事故で足が不自由になった彼女を思う‘情’でした。


女は不幸な道を歩んでいました。
最愛の父の死、そして父親の会社の倒産、
お嬢様育ちの母の世話と、姉を恨む妹のお守り・・・
女は必死に耐えて働いてきました。
そんな女のもとに男性が現れます。
その男性は、女を運命の女だと信じ愛していきます。
女はその男性に癒され、次第にその男性に惹かれて行きます。

不幸にも運命の悪戯はこの女と男と離してはくれませんでした。
10年後に再会した二人。
お互いに横には別の人がいるのに・・・
二人の‘情’は繋がったままでした。

女の横にいる男性は、男の会社の会長の息子

男の横にいた婚約者は女の友人

男と女は二人が夫婦である過去を隠していたばかりに
新しくめぐってきた幸せをつかむ事ができず
運命の糸はそれぞれの人生に絡み合って行きます。

会長の息子ジョンミン(エリック)はその女ジウン(イ・ウンジュ)を
運命の女性だと信じて愛していました。
しかし、上司であるセフン(イ・ソジン)の元妻でセフンがジウンの事を
今でも愛していると知り、セフンを会社から追い出す事をたくらみます

セフンの婚約者ミラン(チョン・ヘヨン)はセフンとジウンの事を
常に監視し、膨らんだ憎悪は次第にエスカレート…
二人を苦しめていきます。
ミランは異常なほどにセフンに執着し凶変していきます。


そして、ジウンの父の死の真相が明らかになり・・・
このドラマのクライマックスとなります。


hinotori10